2015年10月24日

「橋ゆり展」 ー橋ゆりの世界ー

「橋ゆり展」も、今日明日の2日を残すのみとなりました。
 そこで、今回は「橋ゆりの世界」を少し語ってみたいと思います。
 
                   高橋ゆりの世界          小西信英

 かって、装飾性は何かに付随するものであり、表出度を弱めるものと思われてきたが、そんなことはもうとっくに過去の話だ。「よそおい」は、橋ゆりにとって自然のふるまいである。

 基調となる「古代色」の中に込められた重ね色、合わせ色。
「いろ」はエロスである。

 幾重にも重なる花びら うねりのあるヒダ きらきら
 ほんのり赤い指先のグラデーション 
 滴り落ちる体液

 飛び散った水滴
 シミとなったぼかし にじみ
 古典的な技法がポイントとなり画面に緊張感をもたらす。

 Squareサイズの迫力 クリムトを勝手に思い出してみた。

「イラストと絵画」の関係を、ここで語らねばいけない気もするが・・・。今後の彼女の展開をみてみたい。

 今回の「橋ゆり展」のテーマは「飽食」である。そこにあるのは両義性のメタファーである。橋ゆりの特性でもあるのか、両義性の境界線上に立つこと、そこからの景色を橋ゆりは楽しんでいる。地平線の低さが俯瞰の高さを示している。

 最後にギャラリー無量での展示について
 作品を面「おもて」として収めていただいた。作品をギャラリーの壁と一体化し、左右上下に視線が動くよう配置していただいた。身体の呪縛性から解き放たれる感がある展示である。ギャラリーの空間を生かしていただき大変感謝している。

「こんな絵の中で過ごしていたい」そうつぶやく来訪者が多いのはなぜか・・・?
かって画面の中にあった、おどろおどろしい「眼」が気になる。

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 後、今日(24日)明日(25日)の2日間のみ!!
 今日の午後はゆりさんが在廊しています。
 皆様、ぜひぜひお越し下さい!!お待ちしています


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                 障子にうつる影


posted by あきちゃん524 at 09:27| 富山 | Comment(0) | gallery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする