コロナ禍とはいえ、ありがたいことに緊急事態宣言が解除されたこともあり、富山県、石川県はもちろんの事、遠方からもお越しいただきました。入場料をいただいたことや、感染対策・予約制などに、快くご協力いただけたこと、そして、何より、長い時間をかけてじっくり丁寧に真剣に観ていただけたことに、心から感謝申し上げます。大変ありがとうございました
この展覧会は、2019年にギャラリー無量が企画いたしました「キュレーション公募2020」により選出されたものです。昨年実施予定でしたがコロナ感染拡大のため1年延期を余儀なくされました。
キュレーターの松江李穂さん、作家の、渋谷 剛史さん・橋 銑さん・松元 悠さん・三枝 愛さんが2年がかりで大切に作り上げてきた展覧会でした。
渋谷剛史 「払腰」など
渋谷剛史 柔道着、湯飲みの欠片など
橋銑 「Feels Like We Only Go Backwords」
橋銑 同上
松元悠 「悪い神様の耳を食べる(佐野市)」
「碑をキザむ(黒鳥山公園)」
松元悠 同上
三枝愛 「兔歩」
三枝愛 同上
三枝愛 「庭のほつれ/Im waiting for the time,when this field is open again」
「作品の前で5分間立ち尽くしてしまいました・・・」
「過程が凄過ぎる。」
「これまで溜め込んできたもやもやしたものを見つめ直して前へ進みたい。」
「自分の感覚を信じることが大事。」
「真剣に頑張ろう。」
などなど・・・
このような声を聞くにつけ、この展覧会のもつ力を日増しにしみじみ感じることが出来る1ヶ月間でした。
キュレーターの松江李穂さん
2カ年にわたる作家同士のコミュニケーションを成り立たせた松江李穂さん。
構想をじっくり作品に育て上げた4名の作家の皆さん。
そして、インストールやデザインなど、本展に関わってくださったすべての皆様。
このような素晴らしい展覧会にしていただき、本当にありがとうございました。
今後の皆様のご活躍を心よりお祈りしております。